横浜流星が広瀬すず×松坂桃李W主演映画「流浪の月」に出演決定「僕の中にまだある殻を破ることができたら」

映画
2021年08月17日
横浜流星
横浜流星

2022年公開予定の広瀬すず、松坂桃李W主演の映画「流浪の月」に横浜流星が出演することが発表された。

本作は2020年本屋大賞を受賞し、同年の年間ベストセラー1位(日販単行本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門)に輝いた凪良ゆうによる傑作小説が原作。9歳のときに誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗を広瀬すず、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・佐伯文を松坂桃李が演じる。

メガホンを取るのは、李相日監督。さらに「パラサイト 半地下の家族」「バーニング」「哭声/コクソン」など、韓国映画史に残る作品を手掛けてきた撮影監督・ホン・ギョンピョ、「キル・ビル Vol.1」「悪人」「三度目の殺人」など、世界を股にかけて活躍する美術監督・種田陽平が参加する。

本作で横浜が演じるのは、家内更紗(広瀬)の婚約者・中瀬亮。更紗を愛しながらも、彼女の過去を受け止め切れず自分を見失ってしまう、生々しい“人間”を感じさせる役どころを演じる。もともと原作ファンだという横浜は「自粛中に原作に出会い、とても考えさせられた作品を李監督をはじめとしたすてきな方々と共に創ることができ、この上ない幸せを感じています」とコメント。

また、亮役については「亮にも過去があり、それ故に、愛に飢え、愛を求めている。もろく、人間らしい亮を僕が誰よりも愛し、全力で生きたいと思います」と意気込みを見せる。初参加となる李組の撮影については「とにかく李組に全力でぶつかって僕の中にまだある殻を破ることができたらなと思っています」と語った。

一方、李監督は横浜の起用の理由を「横浜君の持つ不器用な真っすぐさが、亮と重なりました」と明かし「愛情に飢え泥臭く生きる姿を、クールなイメージの横浜君が全身でさらけ出してくれるのを楽しみにしています」と期待を寄せている。

横浜流星 コメント

自粛中に原作を手に取り出会い、とても考えさせられた作品を李監督をはじめとしたすてきな方々と共に創ることができ、この上ない幸せを感じています。
とにかく李組に全力でぶつかって僕の中にまだある殻を破ることができたらなと思っています。
原作は文目線で読んでいましたが、話を頂いて亮目線で読むとまた見方も変わりました。
亮にも過去があり、それ故に、愛に飢え、愛を求めている。
もろく、人間らしい亮を僕が誰よりも愛し、全力で生きたいと思います。

李相日監督 コメント

横浜君の持つ不器用な真っすぐさが、亮と重なりました。
一途な思いは、時として他者を傷つけ、間違いを犯させます。
愛情に飢え泥臭く生きる姿を、クールなイメージの横浜君が全身でさらけ出してくれるのを楽しみにしています。
まだ誰も見ていない横浜流星を見つけられますよう。

作品情報

「流浪(るろう)の月」
2022年全国ロードショー

原作:凪良ゆう「流浪の月」(東京創元社刊)
主演:広瀬すず、松坂桃李
監督・脚本:李相日

製作幹事:UNO-FILMS(製作第一弾)
共同製作:ギャガ、UNITED PRODUCTIONS
配給:ギャガ

©2022「流浪の月」製作委員会

流浪の月
「流浪の月」書影